うつになった原因の１つはパワハラとセクハラ

うつの治療もひと段落し、いまは減薬しています。

サインバルタ６０ｍｇから、少しずつへらし、いまは３０ｍｇを毎朝飲んでいます。

一般的に、うつになる原因は一つではないことが多いと思います。

たとえば、性格、生まれ育った家族との関係、仕事、人間関係、

親しい人との死別等。

私の場合も、うつの原因は複合的だと思います。

女性のキャリアの難しさや父親との関係で悩んでいました。

ただ、体調が悪くなった 「きっかけ」 があります。

大学卒業後、企業に就職し正社員として仕事をしていましたが、

５年程度たったところで、会社の指示で、官公庁に出向することになりました。

出向は２年の任期で、会社としてその官公庁に社員を出向させるのは

初めてのことでした。

会社も、受け入れ先の官公庁も、勝手がわからなかったのか、

出向したものの、私に任せられた仕事は、

コピーや、会議室の予約、パンフレットの枚数のカウント、書類の袋詰め、

本当に簡単な雑用ばかりでした。

出向元の会社、受け入れ先の官公庁の両方に、仕事が簡単すぎることを

訴えましたが、状況は改善されず、私はプライベートを充実させることにしました。

女性転勤族のため、独身・彼氏無し、婚活のチャンスと考え直したのです。

いろいろな人に、紹介を頼んだり、合コンに参加した結果、

彼氏ができました。

交際から３か月がたったころ、妊娠が分かり、結婚することになりました。

結婚も妊娠も、とてもうれしかったです。

しかし、産婦人科に検診にいったところ、受精卵が確認できず、

子宮外妊娠の可能性があることがわかりました。

子宮外妊娠で卵管などに受精卵がある場合、破裂すると、

激痛で気絶してしまうことがあるそうで、医師の勧めもあり、

出向先の官公庁の上司に、妊娠したこと、急に体調が悪くなる可能性が

あることを報告しました。

入院する場合もあると医師から説明を受けていたので、

念のため出向元の企業にも、同じことを報告しました。

それから数日後、出血が始まり、流産してしまいました。

幸い、１週間程度の自宅療養で体調は回復しました。

体調が回復してから、出向元の企業に、結婚することも含め、

事と次第の報告をすることになりました。

以前、直属の上司だった人事担当課長に対し、報告を行いました。

私の話を聞いた後、人事担当課長は、

「出向先の官公庁の人は、遠慮があって言えないだろうから、俺が言うが、

　２年間の出向期間中に妊娠するなんて、社会人としての責任に欠けると

　思わないのか。」

と言いました。

それに対し、私は、キャリアアップのチャンスと思い官公庁に出向したこと、

しかし、仕事は雑用しか与えられず、自分で仕事を開拓しようとしたが、

出向先なので思うように勉強になる仕事を見つけられない現状を説明し、

それならプライベート充実のチャンスととらえ、婚活、妊活をしたのだと

話しました。

妊娠については、出向期間が終わるくらいに妊娠すればよいと思っていたところ

予想より早く妊娠したということも話しました。

すると、人事課長は

「避妊はしなかったのか。

　避妊しないで、予想より早く妊娠したなんて、３０代の女性の認識としておかしいだろ」

と言いました。

このとき、人事課長は悪気なく話をしているようだったので、

私も「変だ」と思ったものの、それはセクハラですと

指摘することはできませんでした。

むしろ、私が悪いのかな、社会人としての責任が足りないのかなと、

悩み始めるきっかけになりました。

毎日毎日そのことで悩み続けた結果、

通勤中に電車に酔う、ご飯が食べられなくなるなど体調に影響が出てきました。

あれから１年がたった今は、人事課長に対し、

出向先で雑用しか与えられず悩んで相談をしたのに、これといった対応も取らず、

そのくせ妊娠した女性社員に妊娠を非難することをいう、

「あんたこそ社会人としての責任に欠けるだろ」と言ってやりたいです。

本人に直接その言葉をいう代わりに、会社に対し

セクハラパワハラの申し立てを行いました。

私の備忘録と、同じような目にあって悩んでいる人のために

どのように申し立てを進めたか、

どんな相談窓口があるかなど、

書き残しておこうと思います。

気負い過ぎずに転職活動

求人のチェック、転職エージェントへの登録、応募、面接とぼちぼち転職活動をしています。

地方都市に住んでいるので、面接のたびに移動しなければならず、退職することを会社に申し出たおかげで、動きが取りやすくなりました。

割り切って休みを取れるというか。

 以前、職場の人に内密に転職活動をしていた時は、割り切って休みをとれなくて、思い切り活動ができませんでした。

また、退路を絶っていないせいで、自分に甘くなってしまって、全然上手くいきませんでした。

今度は、どうなりたいか、どんな仕事をしたいかがハッキリしているし、処遇や勤務地の優先順位もついて、なにより本気で取り組めている感が心地いいです。

偽らず背伸びせず、これまで積み重ねてきたことに自信を持って、転職活動を続けようと思います。

減薬開始

通っている心療内科で、

会社を辞めることにして引越し・転職することに決めたと話したら、

医師から減薬の提案がありました。

意欲が出始めて行動が伴ってきた、薬が効いている判断されたのと、

今の病院に通えるうちに見通しをつけたいと、私も主治医も考えているためです。

サインバルタ６０ｍｇを５０ｍｇに減らしました。

２週間様子を見て、問題なければ、さらに４０ｍｇに減らす予定です。

減らし始めて数日は、日中急に脳がしびれるような感覚がありましたが、

１週間程度でそのような症状はなくなりました。

それと薬を減らしたせいなのかわかりませんが、

左腕の内側に、内出血のような赤い小さい斑点が

たくさん出ています。

今週、通院したときに、しびれる感覚と赤い斑点について

医師に相談したいと思います。

会社を辞めることにした

しばらく書いていないうちに、人生の大転換点を迎えていました。

仕事を辞めることにしました。

辞めると決めたら、ものすごくすっきりと、前向きな気持ちになってびっくり。

具合が悪くなった理由は、会社なんだなと実感した次第です。

わかってはいたけど、なんとなく認められなかったというか。

自分がわがままだから、我慢が足りないから、

変だから、、、、

うつになったんじゃないかと、どこかで思っていました。

なかなか自分以外の何かのせいにできませんでした。

会社や会社の人がすべて悪いわけじゃないと思いますが、

仕事で摩耗し、セクハラを受け、心無い言葉に傷つき、

それが理由でうつになったんだと、やっと受け止めることができました。

会社や会社の人を訴え（社内の窓口に通報するにしても、裁判するにしても）て、

それでも会社に残って働くことは生き地獄だと思います。

ハッキリ違法にならない範囲で、自分から辞めるというまで

冷や飯を食わされ、いじめられると思います。

なので、会社はやめる、でもできる限り、落とし前はつけることにしました。

おかしいと思ったことは、社内の窓口に通報し、

納得がいかない場合は、社内の窓口の対応結果を持って、

社外の機関を通して、会社を訴えようと思います。

でも、自分の心身の健康を第一に、

頑張りすぎないように、適当なところで、決着をつけるように

気を付けようと思います。

少し回復

６－９月間、暑さもあって、えらい体調が悪かったです。

何もする気が起きない。

なんとか、会社に行っている状態でした。

それ以上のことは、何もしたくない。。。

通院時に血液検査をしたら、医師から

「こんなに状態の悪い人は久しぶりです」

と厳しいコメントをもらいました。

それもそのはずで、食欲もなく、すぐにおなかが一杯になるので

↓こんな感じの、最低限の食事しかしていませんでした。

　朝：グラノーラのヨーグルトがけ

　昼：寝かせ玄米のおにぎり２個

　夜：こんにゃくゼリー、牛乳（しばしば食べない日も）

ビタミンB群、亜鉛、鉄が特に足りず、

鉄は鉄欠乏症になっていました。

具合悪い、ご飯食べられない、余計具合わるいの

負のスパイラル。

栄養不足だと、抗うつ剤の効きもわるいそうなので、

意識して栄養を取るように改めたいと思います。

とはいっても、ご飯を作る気力もなく、

外食は苦手（味が濃かったり、エアコンが効きすぎていたり）、

スーパーやコンビニのできあいのものも苦手（味が濃い。。。）なので、

母にSOSをだし、食事を冷凍便で送ってもらうことに。

少しずつ食事量が増えたことと、

９月下旬で朝夕はやっと涼しくなってきたこともあり、

若干元気になってきました。

ブログも書けるようになりました。

この調子でごはんづくり、旅行、転職活動などなど

活動を広げていければと思います。

おしゃれ欲減退

うつになって、おしゃれへの意欲が減退しました。

とりあえず、家にある服を着て、最低限のお化粧をして出かけるのが

精一杯な感じです。

以前大好きだった、ファッション雑誌を見る、ウインドウショッピングする、

バーゲンでお買いものする、というのが、ほとんどできなくなりました。

病院での診療で、「最近はいかがですか」というような質問をされるので、

その時に、この話をしたところ、担当医に

「女子ですねー」

と感心（？）されました。

正直、意欲減退に気が付くまで、

本当はうつじゃないんじゃないかと疑っていました。

自分で自分の病状をクローズアップしすぎたんじゃないかと、

誰かに「シャキッとしろ！」とか励まされたら、

またエンジンがかかって元気になるんじゃないかって思ってました。

でも、あんなに好きだったデパートでのお買い物がおっくうになって

本当に自分でもびっくりして、

好きなことができなくなるなんて、やっぱり病気になったんだなーと

心の底から、自分がうつになったことを理解しました。

洗面台の収納片づけ

洗面台の収納を片づけることにしました。

洗面台は、毎週掃除もしており、汚くしているわけではないですが、

棚の中は、ストックや普段使わないものでいっぱいになっており

そのうち「整理しなきゃなー」と気になっていました。

収納は洗面台の下に観音開きの戸がついたものです。

中で一番幅をとっていたのは、物品の仕分けに使っていた

籐のかごです。

これは、1０年くらい前に購入したもので、中が４つに分かれており、

収納の大きさにぴったりはまるので、なんとなく使っていました。

しかし、籐という性質上、出し入れの際、モノや手と引っかかったり、

かご自体が幅をとり、使いにくいように思っていました。

特に気に入っているものでもなかったので、このかごは廃棄することに。

また、中のものについても、過去２回の引越しのタイミングで

捨てなかったものの、使ってもいないものは捨てることにしました。

ホットビューラー、ボディーソープの試供品、効果の低そうな日焼け止め、

ジェルネイル風付け爪などが廃棄の対象。

整理してみると、ボディクリーム、フェイス・ボディオイル、顔用日焼け止め乳液、

ヘアワックスがそれぞれ２，３個ずつ在庫があったので、これらは使い切るまで、

新しいものを買い足してしまわないように気を付けることにします。

この時に、一緒に、居間に置いているお化粧道具入れも整理し、

無印のプラスチックケースが２個空きました。

これを、洗面台下の棚の中の物入れに転用しました。

いい感じにものが減り、すっきりと取り出しやすい洗面台になりました。

なんとなく１０年近く使い続けていた籐かごを捨てられたこと、

ストックが十分で当面買い足す必要がないものを確認できたことが

今回の片づけの収穫です。